- 2008/07/11 掲載
地下鉄副都心線開通で新宿、池袋の来訪者の推移は? 野村総研がアンケート調査を発表
調査結果によると、新宿エリアは来訪者増、池袋エリアは新宿・渋谷に利用者が吸引される「ストロー効果」による地盤沈下を防ぐための魅力的な街づくりが必要であることがわかった。
池袋を通る東武東上線、西武池袋線、有楽町線利用者のうち、4~5割の利用者が副都心線の利用意向を示している。城西・神奈川方面のJR、東横線移住者の副都心線利用意向は、2割に達していることから、副都心線と東急東横線の相互乗り入れが実現すると、新宿への来訪がさらに増加すると見込まれる。
城北エリアで、池袋への来訪頻度が月1~2回以上と回答した188人について、新宿への訪問頻度が高いグループと低いグループに分け、今後の新宿、池袋への来訪意向を調査した。調査によると、いずれのグループも今後、頻繁に池袋に行くようになるとの回答は1割前後に留まり、新宿に行くようになるとの回答は3割近くに達した。
また、野村総研では、池袋、新宿、渋谷がそれぞれ数分で接続されたことから、今後、複数の商業エリアで、お目当ての店舗や施設をはしごしながら買い物やレジャーを楽しむ生活者が増加すると見ている。
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