XML コンソーシアム、「XML 利用実態俯瞰図」を発表

　XMLコンソーシアムは8日、国内におけるXMLの利用状況についてコンソーシアム会員企業を対象に調査した結果「XML 利用実態俯瞰図-第1版（PDF）」を公開した。

　この調査は、XMLコンソーシアム会員企業168社のうち、回答のあった74社のXMLの利用状況の実態についてのレポート。会員企業に限るため「情報が限定的」というものの、日本企業におけるXMLの利用傾向や動向が読み取れる。

　この俯瞰図では、個々のケースでのXML の利用実態をアンケート調査するとともに、「業種と業務」、「サービスコンポーネント参照モデル」、「XML 技術」の3つの層での関連性を示し、国内における現在のXML 利用実態を俯瞰できるようにすることが志向されている。

　XMLコンソーシアムでは今後、調査対象を会員企業外にも拡大し、継続的な更新を行っていくという。