- 2008/06/04 掲載
「現場レベルでニーズの高いアプリをオンデマンドに構築」セレナソフトウェア、SaaS事業戦略を発表
同社は米国ですでにWeb2.0型のアプリケーション構築支援サービスをマッシュアップで展開しており、国内においても日本語版を来年に投入する予定だ。同社が提供するSaaSビジネスモデルによる開発データ環境の統合管理と、マッシュアップによる一般ビジネスユーザーの簡易的なアプリケーション開発への参加により、これまで「現場レベルでニーズが高くてもリソース不足で日の目を見なかった(ボンバーニ氏)」ビジネスプロセスや生産性向上のための単純アプリケーションをより多く、オンデマンドに構築していくことができるようになるという。
一方、単純アプリケーションの開発や更新から解放されることで、今後「ITエンジニアは主に基幹業務に関連する専門性の高い複雑なアプリケーション開発工程に注力していくことになるだろう(ボンバーニ氏)」。
当初は1,000社近い同社の既存顧客を対象に案内を開始し、順次その他にも案内を広げていく。現在は顧客のうち60%近くを組み込み開発系が占めるが、SaaSビジネスモデルの推進により一般新規ユーザーの獲得に弾みをつけたい考えだ。
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