- 2007/10/18 掲載
KDDI研究所など、携帯電話のBluetooth機能で観光案内の実証実験
現在の観光地では、パンフレットや人、FMラジオなどによる観光ガイドが行われているが、それぞれ言語の壁や配布場所、配布携帯などにより、万人が利用できる環境ではなかった。そこで、実証実験では、観光ガイドを案内したいポイントにBluetooth Tagを設置することで、観光客がそれぞれの特徴(身体的な特徴、言語、年齢等)に配慮した情報を最適な場所で、携帯電話にて取得することが可能にする。
本システムの開発は、KDDI研究所の試作した携帯電話のBluetooth機能を用いて、Bluetooth Tagから取得した情報をもとに位置を把握するシステムと岩手県立大学で研究開発している、あらかじめ設定された利用者のプロファイル情報に基づき、その利用者に最適な表現形式(大きな字での案内、音声による案内など)で情報を提供するシステムを組み合わせて実現している。
今後、実証実験での利用者の評価を参考に、さまざまな改善を施し実用化への検討を進めていく。
関連コンテンツ
PR
PR
PR