- 2007/09/28 掲載
富士通のソリューションは、「小さく入れて大きく育てる」(3/4)
あとからレベルアップできるセキュリティソリューション
機能の追加も可能
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富士通 ネットワークサービス事業本部 ネットワークテクノロジーセンター ネットワークサービス技術部 岡田孝博氏 |
すでにファイアウォール機器を利用しているのであれば、機器更新時にファイアウォールの専用モデルではなく、UTMを選択するのが有効な選択肢となりつつある。中小企業においても、事業拡大にともなって新たな脅威にさらされることは多い。変化した業務フローに合わせてあわてて新しい機器を追加しようとすると、導入コストがかかるだけでなく、ネットワーク構成の大幅な見直しを迫られることにもなりかねない。あとからの機能追加を前提に機器導入を進めておくことは、コスト、労力の両面で大きなメリットがあるだろう。
止まらないことが絶対条件
ネットワーク機器の場合、機器本体の機能・性能だけでなくトラブル時のサポート体制が非常に重要である。ネットワーク機器のトラブルは、業務に甚大な被害をもたらすのだ。
海外ベンダ製UTMでは、トラブルが起こったときにはセンドバック、つまりユーザー側で機器を取り外してベンダに送るというパターンが多い。しかし、それではその間、業務が完全に停止してしまう。富士通の場合は保安要員がおり、トラブルが起こった際にはユーザーのところに直接出向いて対処できる態勢が日本全国に敷かれている。機器の保証期間自体も5年間と長い。マニュアルや管理画面がすべて日本語であることも、システム管理者にとって作業時間の節約や安心感につながる大きなポイントといえる。
IPCOM EX SCは、ファイアウォールからアンチウイルスまで機能が集約されているため、同機能を別々の製品群で実現するよりも管理は容易である。とはいっても、特に中小企業では専任の管理者をおけないケースも少なからずあるだろう。そのため、富士通ではIPCOM EX SCの運用管理をアウトソーシングできるサービスも提供している。
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