NEC、UNIVERGE QXシリーズで31のモデルをラインナップ

　NECは、LANケーブルに接続した機器へ電源を供給できる機能（PoE：Power over Ethernet）を持った48ポートのファーストイーサネットスイッチ「UNIVERGE QX-3652PBS-PW」をはじめ「UNIVERGE QXシリーズ」7モデルを製品化し販売を開始した。

　IP電話や無線LANの普及により、LANスイッチには、給電機能やポート数の多いスイッチへのニーズが高まっている。今回発表した「UNIVERGE QX-S3652PBS-PW」には48のポートを搭載し、経路冗長機能などLAN環境での信頼性を高める機能を搭載している。

　また、ファンレスによる静音稼働を実現したノンインテリジェントスイッチ6モデルも併せて製品化した。「UNIVERGE QX-S700シリーズ」3モデルは、QoS機能やVLAN機能を搭載しており、「UNIVERGE QX-S400シリーズ」3モデルとあわせてネットワーク規模やギガビット対応などニーズに応じた選択を可能にしている。

　今回の新製品により、「UNIVERGE QXシリーズ」は、合計で31のラインナップになった。NECでは、同シリーズを今後3年間で6万システムの販売を見込んでいる。