AXSEED、Windows Mobile向けポリシー管理ソフトを発売

　AXSEEDは30日、Windows Mobile搭載のスマートフォン向けポリシー管理ソフト「Smart Phone Policy Manager（SPPM）」を発売すると発表した。

　本製品は、Windows Mobile搭載のスマートフォン用セキュリティ管理・内部統制用のソフトで、管理者が端末1台ごとにポリシーを設定する「オフライン版」と、サーバにより集中管理可能な「オンライン版」が用意されている。

　オフライン版は、管理者用ポリシー設定ソフトと、端末搭載用のクライアントソフトから構成されており、スマートフォン端末 数台～数十台の小中規模向けとなっている。

　オフライン版でも、カメラ、ActiveSync、メモリカード、無線LANといった、情報漏えいにつながる不要なデバイスを制御することができ、スマートフォンの職場への持ち込みや業務利用を可能とする。また、デバイス制御に限らず、たとえば常時稼動すべき端末ロックソフトが稼動しているか、あるいはゲームなどの稼動禁止ソフトが稼動していないかを監視することもできる。

　一方オンライン版は、ポリシー管理サーバソフトと、端末搭載用のクライアントソフトから構成されており、オンラインで集中管理が行えるため、数十台～数万台の中大規模向けとなっている。

　オフライン版の機能に加えて、統合管理サーバにより、デバイスやソフトのセキュリティ・ポリシーの一元集中管理はもちろん、スマートフォン端末ごとの個別設定、スマートフォン端末および搭載ソフトの資産管理が行える。

　対象となるスマートフォンは、「NTT DoCoMo hTc Z」「SoftBank X01HT」「Willcom W-ZERO3、W-ZERO3[es]、Advanced/W-ZERO3[es]」「EMOBILE EM・One(対応予定)」、オンライン版の対応サーバOSはRed Hat Enterprise ES Linux r.3、そのほかの必要アプリケーションはApache v2.x、 Tomcat v4.1、JDK v1.4, PostgreSQL v7.2となっている。