- 2007/07/27 掲載
清水建設、美術館や展示場向けに来訪者を察知する案内システムを実用化
今回発売された「インテリジェント・ガイドシステム」は、ITやロボットを融合させた次世代技術「空間知能化技術」を活用したもの。今後同社では、美術館、博物館、ショールームなどの案内スペース向けに本システムを提案していく計画だ。
このシステムの案内サービスは、室内に配置したネットワークカメラで、来訪者の姿を捕捉。その画像を処理して、「歩行」あるいは「滞留」状態として検知する。来訪者が入場して立ち止まると、システムは「滞留」状態と検知し、施設案内や技術説明を開始。この案内・説明は、「自在プロジェクション装置」が担当する。「自在プロジェクション装置」は必要に応じて移動しながら、内蔵したプロジェクタで、壁・床・柱など説明に都合の良い場所をスクリーンに選んで、説明用の画像を映し出すことが可能。画像のなかには、来訪者が選択できるメニュー画面があり、このメニュー画面にタッチすると、「自在プロジェクション装置」に内蔵したカメラがその選択を検知して、来訪者の希望に応じた案内や説明を行う。
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