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- 2007/07/18 掲載
【連載】ITILとは(1):ITIL、その本質
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写真1 赤本と青本 青本がサービスサポート、 赤本がサービスデリバリ |
2000年ごろからITILの統合化が進み、「ITIL V2(Version 2)」では副読本のソフトウェアアセットマネジメントを含む9冊のITIL書籍に集約し出版されている。一般にITILとは、この中の2冊「サービスサポート」と「サービスデリバリ」を指すことが多く、書籍の色からそれぞれ「青本」「赤本」と呼ばれる(写真1)。
ITILの策定までには多くの公的機関、ベンダー、コンサルタント、ユーザーの経験・知識・開発を経ている経緯がある。ITILは公表以来、ITサービスマネジメントのベストプラクティス向上を目的としたグローバルコンソーシアム(itSMF(*3)を参照)により改善され、現在も進化を続けているわけだ。
【次ページ】ITサービスの品質・コストの妥当性に応える
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