三井情報、地方銀行等向けコンサルサービスを開始(2/2)

三井情報では、長年にわたり財務分析ソリューション「CASTER」を地方銀行中心に約170社に、信用リスク管理ソリューション「CARM」は、約50社に導入してきた。今回、開始するコンサルティングサービスは、各担当スタッフによる「金融コンサルチーム」を編成、ソリューションの提供だけではなく、現場ノウハウを元にした実務的なコンサルティングサービスでニーズに応えていくという。

　コンサルサービスの具体的な中身については、まずは本年3月より実施の自己資本比率規制「バーゼルII」適用開始後の金融検査への対応を中心としたメニューを揃える。早急に求められるリスク管理「リスクを計算して管理できる専門性を持った人材の育成」「研修体制整備」の構築を支援するという。

　また、コンサルティングメニューを順次研修プログラムとして整備し、実践研修講座としてシリーズ化していく。「金融コンサルチーム」は、10名規模での発足となるが、3年後には30人、10億円の売上げ規模を目指すという。