- 2007/05/22 掲載
デル、iSCSIやNASに対応した統合型ミドルレンジストレージを発売
PowerVault NX1950は、デルのx64サーバ「PowerEdge 1950」をベースに開発され、OSには、デルとマイクロソフトが共同開発した次世代ストレージプラットフォーム「WUDSS(WindowsR Unified Data Storage Server」を搭載、またiSCSIとNAS(ネットワーク・アタッチド・ストレージ)両プロトコルに対応し、NASの使いやすさで手軽にSANを構築できるストレージ製品。
クラスタ構成をサポートし、障害発生時の自動フェイルオーバを可能にしている。また、ストレージコンポーネントとして冗長性の高い「PowerVault MD3000」を採用することで、ファイルサーバ統合やストレージ統合のための信頼性を提供する。
NASとして簡単に使えることに加え、iSCSIのサポートにより標準のイーサネットによる低コストなSANを実現し、メールサーバやデータベースの外部接続拡張ストレージ、ファイルサーバとデータベースのアプリケーションを一度に使いたいユーザー向けに、中小企業や大企業の部署・部門での導入を見込む。
デルは今後、サーバおよびストレージ製品において中堅・中小企業が既存のIPネットワークを活用できるiSCSI対応機を投入するとともに、「PowerVault NX1950」では、DellとEMC製ハイエンドストレージ製品を統合する「PowerVault NX1950 SAN Gateway」を2007年夏に発売する予定。
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