- 2007/01/11 掲載
日立ソフトがクラステクノロジーに出資、SIビジネスを強化
日立ソフトウェアエンジニアリング(東京・品川区)は10日、クラステクノロジー(東京・渋谷区)に20%程度出資し、同社の生産管理パッケージ「ECObjects」を軸としたSIビジネスの拡大を両社で図っていくと発表した。
両社は今後、開発ノウハウを共有することで、クラステクノロジーは「ECObjects」の機能強化を大幅に短縮化でき、他の開発パートナーは、導入期間短縮、開発コスト削減の効果を享受できる。日立ソフトは「ECObjects」に関する技術情報をいち早く入手し、「ECObjects」の周辺パッケージの開発とシステムインテグレーションの提供を今後さらに拡大する。
製造業は、グローバル化の進展により、一層の原価低減が求められ、企業の業務プロセスは全体最適化が必要になってきている。「ECObjects」は、サービス指向アーキテクチャ(SOA)対応のJAVAパッケージ。両社はこれまでも、クラステクノロジーの持つ製造業の業務ノウハウと日立ソフトの持つシステム構築およびアプリケーション開発ノウハウを組み合わせて共同で生産管理ソリューションを展開しており、すでに20社以上の生産管理システムを手掛けている。「ECObjects」全体では、パートナー各社からの提供を合わせると100社を超える企業に導入されているという。
関連コンテンツ
PR
PR
PR