- 2007/01/11 掲載
SAPジャパン、中小企業向けERP「SAP Business One 2005B」を発売
「SAP Business One」は短期間かつ低コストで導入できるERPパッケージで、財務/管理会計だけでなく、販売/仕入/在庫管理、顧客管理、営業支援など、企業の成長を支援する豊富な機能を備えている。コンプライアンス(法令遵守)や内部統制強化のためのシステム基盤にもなるという。「SAP Business One」では、財務管理をはじめとする、これらの全てのビジネスプロセスを自動化し、包括的なソリューションとして提供する。これにより、組織をまたがって必要なデータにリアルタイムでアクセスできるため、業務の効率化を図ることができる。
「SAP Business One 2005B」は、日本企業のニーズの高かった機能を30項目以上も取り入れている。受注残管理を新たに搭載し、照合機能の拡張や、ヘルプ検索などの操作性が大きく向上した。また、日本の商習慣に適した新機能として、伝票における消費税処理の拡張、総額表示、印紙税への対応も図っている。さらに、システムの問題発生を未然に防ぐために、パフォーマンスに関するデータを自動的に収集・分析するツールを標準機能として装備したため、ITの専任担当者のいない規模の小さい企業においても安心して利用できる。
「SAP Business One 2005B」は、ビジネス上の意思決定を支援するためのビジネスインテリジェンス「SAP Business Intelligence」との連携を、第一四半期に予定している。これにより、SAP Business Oneを導入している子会社の販売状況をリアルタイムに比較・分析することができ、グループ会社全体を通じての経営戦略の立案を強力に支援する。
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