- 2006/09/14 掲載
日本IBM、新製品「WebSphere DataPower」を出荷開始(2/2)
【ITアーキテクト】SOAの普及を促進
WebSphere DataPowerの最大の特長は、XMLデータの高速処理。SOA(サービス指向アーキテクチャー)やWebサービスは、オープンで柔軟性の高いXML(eXtensible Markup Language:拡張マークアップ言語)を採用している。
しかし、XMLはテキストでデータを表現するため、XMLでないデータ交換に比べ、データ量が大幅に増大する。大量のデータにおいて、暗号解読、データの妥当性検証、フォーマット変換、再暗号化などを処理する必要があり、その処理に時間がかかることが、SOAに基づいたシステムの構築と運用におけるボトルネックとなり、SOA普及の阻害要因の一つとなっている。WebSphere DataPowerは、XMLデータを安全かつ高速に処理することによりSOAの普及を促進するという。
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