- 2006/08/25 掲載
シャープ、小型、低電力のモバイル機器用小型無線LANモジュールを開発
【マネジメント】
企業や家庭におけるブロードバンドインターネット接続サービスの普及や、駅構内・店舗でのホットスポットサービスの拡大など、無線LANの利用環境が整いつつある。また、携帯電話が固定電話の子機として使えるなど、移動体通信と有線通信を融合させたFMC(Fixed Mobile Convergence)に向けた動きも始まっており、無線LANを利用する環境は拡大すると予想されている。このため、モバイル機器に、無線LANモジュールを搭載するニーズが急速に高まっており、デバイスの一層の小型化・低消費電力化が求められている。
本デバイスは、こうしたニーズにこたえるため、パワーアンプを内蔵した無線ICと、パワーマネージメントユニットを内蔵したベースバンドICを新たに開発、従来の4チップ構成を2チップ構成に集約するとともに、独自の実装技術を駆使し、従来比約半分の業界最小のパッケージサイズを実現。さらに、無線ICには、高電導性素材のSiGeを新たに採用したほか、パワーコントロールの最適化設計も行い、業界最低の消費電力を実現した。
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