- 2006/08/23 掲載
ソフォス、自社HPでルートキットを検知し駆除する無償ツールを提供
【セキュリティ】50%以上のビジネスユーザーがルートキットの危険性を懸念
最近のソフォスの調査によると、ビジネスユーザーの55%がルートキットの危険性を懸念しているという。その一方で、37%にのぼるユーザーがルートキットを「知らない」と答えている(ソフォス本社Webサイトでの調査による。有効回答335件)。
「Sophos Anti-Rootkit」は、GUIで検知したルートキットや必要な対策の情報を提供する。既知および未知のルートキットを検知、駆除するツールである。Windows NT/2000/XP/2003に対応し、ソフォスのウイルス対策ソフト「Sophos Anti-Virus」はもちろん、他社のウイルス対策ソフトと同時にインストールし、使用することができる。「Sophos Anti-Rootkit」が他のルートキット駆除ツールと異なる特長として、ルートキットを削除することがOSの効率や完全性に影響を及ぼす可能性がある場合、その旨を警告する点がある。
「Sophos Anti-Virus」をはじめとする主要ウイルス対策ソフトは、自身がインストールされた後にPCに侵入したルートキットを検知、駆除することはできるが、インストール前にPCに侵入していたルートキットを検知することは困難。ソフォスは「Sophos Anti-Virus for Windows 6.0」や他社のウイルス対策ソフトを補完する「Sophos Anti-Rootkit」の提供により、OSのローレベルでの検索を行ってルートキットを検知し、未知のルートキットもプロアクティブに阻止する。
「Sophos Anti-Rootkit」は、ソフォスのWebサイトからダウンロードできる。
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