- 2006/08/23 掲載
マイクロソフトとMSIがクリティカルチェーン・プロジェクトマネジメント市場での協力を発表
【M&A/提携】
マイクロソフトとMSIは、クリティカルチェーン プロジェクトマネジメント(以下、CCPM)の分野で、プロジェクト管理ソフトの「Microsoft Office Project」と、その上で稼働する「クリティカルチェーン プロジェクト マネジメント システム(以下、CCPM+)」の販売やマーケティング活動で協力していくと発表した。
CCPMとは、リソースの競合を考慮して「それが遅れると全体が遅れる」というタスクをつなげた「クリティカルチェーン」に注目してプロジェクト期間の短縮を実現する手法。個々のタスクの安全余裕を除去して、プロジェクトバッファとして集約することでプロジェクトの遅れを監視し、適切なタイミングで、適切な回復策を実行する。
MSIが販売する「CCPM+」は、「Microsoft Office Project」 上に対応し動作する初めてのCCPMソフトウェア。この両製品を組み合わせて利用することで、企業におけるプロジェクトの期間短縮が可能となる。マイクロソフトとMSIの両製品を利用することで、CCPMに対応したプロジェクト管理が可能となる。
MSIは、CCPM+の日本における、製品の日本語化のサポートと製品導入の支援を行っていく。また、マイクロソフトは、マイクロソフト プロジェクト ユーザーズ フォーラム(MPUF) のTOC(制約理論)研究会活動を通じて、日本におけるクリティカルチェーン・プロジェクトマネジメントの普及を推進していく。両社は今回の協業を通じて、CCPMの普及と、日本の製造業/建設業/情報処理産業などにおけるコストの削減・スケジュール短縮の実現を目指すという。
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