ウイングアークの多次元高速集計検索エンジン、最新版「Dr.Sum EA Ver2.5」

　ウイングアーク テクノロジーズは、多次元高速集計検索エンジン「Dr.Sum EA」の機能拡張製品として新たに「Dr.Sum EA Datalizer for Web（ドクター・サム・イーエー・データライザ・フォー・ウェブ）」を開発、機能強化した最新版の「Dr.Sum EA Ver2.5」製品とあわせて、8月25日より製品出荷すると発表した。

　「Dr.Sum EA」は、ExcelやWebブラウザを使って集計、分析を行うことができるユーザライセンスフリーの多次元高速集計検索エンジン。

　新たにラインアップに加わった「Dr.Sum EA Datalizer for Web」は、Webブラウザ上で複数の集計結果を同時に実行でき、より複雑で高度なマルチ・レポーティングを実現する「Dr.Sum EA」専用の機能拡張製品となっている。標準価格（税別）は100万円（1サーバライセンス）。

　サーバ製品「Dr.Sum EA Ver2.5」では、これまでのクライアントアクセスのログ管理に加え、管理者側の設定変更履歴やアクセス履歴などのログ管理機能を強化し、企業の貴重なデータ資産を堅牢かつセキュアな環境で運用が可能になった。また、その他操作性の向上やデータ集計スピードの向上など集計環境のパフォーマンスが向上している。

　これに加えて、今年3月に出荷されたExcel上で複数のデータ集計を同時実行できる「Dr.Sum EA Datalizer for Excel」も、「Dr.Sum EA Ver2.5」に対応し、集計スピードの高速化がはかられているほか、フィルタ機能が強化され多彩な集計を実現することが可能になっている。