ユニアデックス、第四銀行と中小企業ＩＴ化支援事業で提携(2/2)

ユニアデックスは、新潟県内中小企業の経営課題解決と地域経済活性化に結びつくIT化支援事業の一環として、新潟県の地方銀行、第四銀行と提携し、支援コンサルサービスを6月29日（木）から提供開始した。

　これは、第四銀行に取引先企業から寄せられたIT化に関する相談を、同行がユニアデックスの得意分野と判断した場合に、顧客企業の了承を得てユニアデックスに紹介するというもの。紹介を受けた同社は、中小企業のIT課題の解決策を提示し、システム化の受注を目指すスキームとなっている。

　ユニアデックスは、IT化支援に結びつく、こうした提携事業を2004年7月湘南信用金庫、朝日信用金庫とともに立ち上げており、2006年3月には千葉銀行との提携を開始している。新潟県内における提携とサービス開始は今回が初めて。今後も、全国の地元金融機関との連携を拡大していく計画となっており、支援準備の整った地域から順次展開していくという。

　全国展開に当たってユニアデックスでは、広域にわたることで生じる要員不足に対応するため、各地の熟練ITコーディネーターと協力し、インターネット経由のWeb会議システムなども活用したコンサルティングを実施していく計画。