- 2006/07/04 掲載
NECとメディカル情報サービス、医療分野で協業
【M&A/提携】
NECとメディカル情報サービスはこのたび、医療情報システムの保守サポート・サービス分野で協業し、電子カルテ等の導入サポート・コールセンターサービスを提供する「MegaOakシリーズ共通リソースセンター」を新設したと発表した。
この協業に基づき、NECの医療事務システム「MegaOakIBARS(メガオークアイバース)」シリーズに関するコールセンターサービスならびに電子カルテ等の導入サポートサービスをメディカル情報サービスが実施する。今後は対象製品分野を順次拡大し、将来的に「MegaOakシリーズ」全てのサポートサービスをこのセンターにて提供するという。
NECは現在、MegaOakシリーズを中核とした医療ソリューション事業を積極的に強化しており、その中でユーザーに対するサポート・サービスについても順次拡充を図ってきた。今般、医療システムの保守サポートを専門的に手がけるメディカル情報サービスと協業することにより、365日年中無休の無償コールセンターサービスなど、より充実したサポート・サービスを実現する。
一方、メディカル情報サービスは、保守サポートサービスの対象製品を、現在の医療事務システムや介護システムなどに加えて、電子カルテシステムや看護システムなどにも拡充する。これにより、国内最大規模のサービス提供病院数シェア(15%)をさらに拡大する計画である。
近年、全国の医療機関において、医療情報システムや電子カルテシステムなど、ITを活用した情報システムの導入が積極的に推進されている。こうした医療機関からは、(1)システム導入および運用をスムーズに実施したい、(2)夜間・休日を含めて緊急時のシステムサポートを迅速に行うことのできる体制を整備したい、というニーズが高まっていた。
NECおよびメディカル情報サービスは、こうしたニーズに応えるために協業したものであり、今後はメディカル情報サービスにおいて専門要員による質の高いサポート・サービスを一元的に提供していくという。
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