- 2006/07/03 掲載
シマンテック、ストレージ業務を標準化、「Storage Foundation 5.0」を発売
【IT基盤】
シマンテックは本日、業界をリードするストレージ管理および仮想化技術の次世代バージョン「Veritas Storage Foundation 5.0」を発表した。この統合ソリューションは、データセンター内のさまざまなサーバやストレージ資産に対する視認性とコントロールを、これまで以上に企業のIT部門にもたらすという。また、集中管理機能の導入、ストレージ仮想化の強化、およびエンタープライズ サービスプロバイダとデータベースの完全なサポートといった機能が大幅に強化される。Storage Foundation 5.0は、複数のオペレーティングシステムに対応しており、データセンター全体にわたるストレージ業務の標準化を実現する。
Enterprise Strategy Group創立者 上席アナリスト スティーブ ダブルシー(Steve Duplessie)氏は次のように述べている。
「Veritas Storage Foundation 5.0のような統合ソリューションは、データセンターの複雑さを減らしてIT担当部門の業務を大幅に簡素化します。新しいデータがめまぐるしく作成され、またそのデータとインフラストラクチャの管理には、それぞれ独立したツールが必要とされます。そのため、IT部門は休むことなく仕事に追い立てられています。シマンテックは、管理不能に陥ったデータセンターのIT管理担当者に、コントロール能力を取り戻すことを可能にしました。このStorage Foundation 5.0は管理の合理化をもたらし、本当に重要なもの、すなわちデータ自体に、これまでになく効率的に集中することを可能にします。IT管理者でこの重要性と価値に気付かない人はいないはずです」。
IT管理部門が増大する要求を満たし、同時にコストをコントロール可能な範囲内に留めるには、データセンターのインフラストラクチャを劇的に簡素化し、サーバ、ストレージ ハードウェア、IT管理部門スタッフといったデータセンタの貴重な資産を最大限に活用する手段が必要。そのためにはストレージ管理を、単一のアプリケーション、単一のサーバ、あるいは単一のストレージデバイスを超えて行わねばならない。
シマンテックは、業界をリードするVeritas Storage Foundationを再構築し、すべての主要オペレーティング システムとストレージ ハードウェア プラットフォームにわたり、データセンター全体のアプリケーションおよびストレージ リソースを可視化するという初めての機能と、ストレージ環境に対して事前予防型のコントロールを行うという他の追随を許さない機能を提供する。このような機能は単一のオペレーティングシステムや単一のハードウェア プラットフォームに関してでさえ、シマンテック以外のベンダーからは提供されていないが、シマンテックはこれらすべての主要オペレーティングシステム環境とすべての主要ストレージ ハードウェアに対して提供する。
シマンテックのData Center Management Groupシニア バイスプレジデント、クリス ヘガーマン(Kris Hageman)は次のように述べている。
「Veritas Storage Foundationは、シマンテックが取り組むマルチプラットフォームによるデータセンター環境の最適化への道筋において、革命的なステップです。クロスプラットフォームに関する当社の経験を活かし、ストレージ環境全体に対して、データセンタ全体にわたる視認性を、その環境をコントロールおよび管理する前例のない機能と共に提供する業界唯一のソリューションです」。
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