- 2006/07/03 掲載
Web2.0時代のブログ、SNS、CMSを統合した新エンジン『EBICE (エビス)』発売
【売上アップ】
アスキーソリューションズは、エイチ・エル・シーと企業向けコミュニケーションツールとして、ブログ、SNS、CMSを統合した新エンジン『EBICE (エビス)』を共同開発し、8月上旬より発売すると発表した。
また、このエンジンをベースに、ユーザーの使用目的に合わせたカスタマイズなど、ソリューションとしてのサービス提供も開始するという。さらに、パッケージソフトウェア版の発売に先行し、『EBICE』のCMS機能を使用した低価格CMS ASPを、7月3日よりhttp://cms.ebice.netにてサービスを開始する。初年度は1億円の売上を目標としているという。
近年、簡易な情報発信ツールとしてブログが活用されるようになった。最近では、これが限定されたユーザーで運営する「SNS」へと発展、新たなコミュニティを形成している。また、ブログのWebサイト構築機能(Webアプリケーション)を利用して、Webサイトを構築・管理するCMSも見られるようになり、Web2.0の中心的なテクノロジーになってきている。その一方、今までのエンジンの多くは、オープンソースソフトウェアで構築され、元々の品質にばらつきがあることから、一旦カスタマイズをすると、多大な保守作業が発生したり、システムが不安定になるものが多く見受けられた。
『EBICE』は、オープン環境のapache/Tomcat/PostgreSQLの動作環境だけでなく、Websphere/DB2な どしっかりしたメーカー保証のある動作環境への対応も予定しており、かつカスタマイズも可能にしたものである。Web2.0時代を見据えた企業の中心的なコミュニケーションツールとして、安定運用およびセキュリティ対策を考慮して開発されたパッケージソフトウェア製品だという。
また、『EBICE CMS ASP』は、主として、創業間もない企業や専任者を置くことができない企業を対象に、容易に、迅速にWebサイトを構築するためのツールとして、『EBICE』の持つCMS機能を利用した低価格CMS ASPサービスである。
◆ 製品の特長
『EBICE (エビス)』パッケージ製品
・ データベースエンジンとして、フリーウェアであるPostgreSQLと、より安定的なDB2を選択可能
・ 動画、ポッド・キャスティングに対応
・ ケータイ感覚で絵文字が使用可能
・ 携帯電話に完全対応
・ 基本テンプレート無制限、フリースキン対応
・ CMS機能としてCSS、HTMLの編集に対応
・ オプションでGoogleマップと連動可能
・ トラックバックのNGワードチェック、受け入れ確認、実在確認など、不快行為を防止する機能を搭載
・ 禁止IP、禁止URL設定が可能
・ アクセス解析機能を搭載
『EBICE (エビス) CMS ASP』
・ EBICEパッケージ版のCMS機能をASPで提供
・ 初期設定費用36,750円、月額8,190円(税込)から利用可能
・ オプションでSiteTrackerによる詳細なアクセス解析が可能
・ オプションで専用サーバを選択可能
・ オプションで独自ドメインも使用可能
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