- 2006/06/30 掲載
ヤフーと三井住友銀行グループ、資本提携を伴う業務提携
ヤフーおよびジャパンネット銀行は、双方の培ってきたブランド、顧客基盤、ノウハウ、経験などを活かしながら、新たな商品及びサービスを共同で開発・提供する。
第一弾として、ヤフーおよびジャパンネット銀行は「Yahoo!オークション」において、オークション落札後の利用者間の決済の利便性を向上させた新サービスを開始する。このサービスは、オークション落札者が出品者に商品代金を送金する際に、ジャパンネット銀行の口座間であれば振込先の指定が容易にできる、というもので、平成18年11月の開始を目標に準備を進めているという。
さらに今後、この決済手段に加えて、ヤフーは既存サービスやYahoo! JAPAN IDと密接に連携した安全性・利便性の高い決済サービスと金融サービスを提供し、また、ジャパンネット銀行は、消費のシーンにより近づいたネット決済サービスを提供することを通じて、同行ユーザーの利便性向上とユーザー数の拡大を目指す。
新決済サービス開始に向けて、ジャパンネット銀行は、平成18年9月29日をもって増資を行う。なお、銀行持株会社については、引き続き関係当局の認可取得を前提に、設立の検討を行う。
ジャパンネット銀行は、以下の条件により第三者割当増資を実施し、ヤフーおよび三井住友銀行がこれを引受ける。これにより、ジャパンネット銀行の発行済株式の保有比率はヤフー40%、三井住友銀行40%となり、議決権比率はヤフー10.4%、三井住友銀行59.7%となる。
なお、ヤフーが銀行主要株主の当局認可を取得した場合は、ヤフーはジャパンネット銀行の総議決権の40%を保有することとなる。
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