- 2006/06/30 掲載
「宅ふぁいる便」でファイル保護・暗号化サービスを開始
大阪ガス子会社エルネットとトリニティーセキュリティーシステムズ(以下、T-SS)は、エルネットが運営する大容量電子ファイル保管・受け渡しサービス「宅ふぁいる便」( http://www.filesend.to/ )において、T-SSが提供するセキュリティサービス「T-SS SecurityOnline セキュアファイルサービス」を販売開始した。
「T-SS SecurityOnline セキュアファイルサービス」はT-SSのファイル保護・暗号化ソリューション「Pirates Buster for Document(パイレーツ・バスター・フォー・ドキュメント)」の技術を利用し、利用者間で機密情報を含んだファイルを安全にやりとりできるサービス。このサービスでは、保護・暗号化されたファイルを利用者ごとに閲覧、編集、印刷等の利用権限を管理でき、万一ファイルが流出した場合でも、ファイルの不正利用を防止することができる。また、同様のサービスでは初めて個人情報を含んだファイルが流出した際の訴訟リスクに対応した「個人情報漏えい賠償保険」も付帯されている。
「宅ふぁいる便」は、平成11年からサービスを提供しており、「画像データやデジタル資料の増大」、「企業内メール容量の制限」、「ブロードバンドの普及に伴うインターネット人口の増加」等を背景に利用者が急増し、平成18年5月末時点の会員数は57万人とオンラインストレージサービスで国内No.1の安定した運用実績と利用実績をあげるまでに成長。
この「宅ふぁいる便」では、ファイル受け渡しの際のファイル送信者・受信者と「宅ふぁいる便」のサーバ間の通信をSSL(Secure Socket Layer)で暗号化しているが、ファイル自体は暗号化していなかった。そこで、エルネットは「宅ふぁいる便」のサイト内広告等を通じたアフィリエートプログラムによりT-SSのサービスを販売する。T-SSのサービスを申し込んだ会員は従来以上に安心かつ確実にファイルの受け渡しを行うことができるという。また、「宅ふぁいる便」での送受信時以外でもファイルを保護・暗号化することができ、電子メールや共有サーバを利用したファイルの受け渡し、機密情報の保管、ファイルを外部に持ち運びする際にも利用できる。
「T-SS SecurityOnline セキュアファイルサービス」の利用料金(税込)は、登録初期費用3万1,500円、月額利用料金1万5,750円(50ユーザまで)で、ユーザ追加は10ユーザ単位にて月額3,150円で行うことができ、1契約あたり最大100ユーザまで当サービスを利用することができる。T-SSは平成19年3月期中に「T-SS SecurityOnline セキュアファイルサービス」の250件の契約獲得と売上高23百万円を目指す。
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