- 2006/06/29 掲載
RSAセキュリティ、フィッシング対策サービスを開始
【セキュリティ】国境を越えたフィッシング犯罪への積極的な反撃を支援
金融機関などを装った電子メールを使いフィッシングサイトに誘導して、IDやパスワード、口座番号などの個人情報を取得し、その情報を利用して金銭搾取をするフィッシング犯罪は重大な社会問題となってきている。現在のフィッシング犯罪への対策は、オンライン・サービス利用者のクライアントPCへの対策ソフトウェアの活用が主流である。しかしこの方法は、対策の実施がサービス利用者(エンド・ユーザー)任せになるため、対策ソフトウェアを利用していなかったり、利用していてもサービス利用者の理解不足により誤ってフィッシング詐欺の餌食になる危険性は払拭できまない状況となっている。また、オンライン・サービス事業者がフィッシングサイトの存在を発見できた場合でも、海外のサイトでは対応が非常に困難になっている。
RSA FraudActionは、オンライン・サービス事業者にかわり、フィッシングサイトそのものを短時間でシャットダウンし、インターネット詐欺被害拡大を防止するサービスである。これまでの実績として、世界65ヵ国で10,000サイト以上をシャットダウンしてきたという。また、ほとんどのケースで5時間以内にシャットダウンしており、最短時間は5分である。オンライン・サービスの提供側は、RSA FraudActionの活用により、自社の利用者に負担をかけることなく積極的な対策を打つことにより利用者を保護きまるという。
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