- 2006/06/28 掲載
次世代の地図デザインとは。アルプスが「ALPSLAB design」を公開
アルプスでは、従来より「使いやすく見やすい地図」を第一に考え、地図デザインに力を入れてきた。現在は、多様化する地図の利用シーンや利用者の趣向に対応できる次世代地図デザインの創造を目指しているという。
ALPSLAB designは、この目的を実現するための試みのひとつであり、Web上でテーマに沿った地図デザインを提案、ユーザーから直接フィードバックをもらいながら、次世代地図デザインについて考えていく実験プロジェクトである。
ALPSLAB designでは、ベクトル形式の地図データを採用しており、地図デザインの切り替えや地図情報の表示/非表示の切り替え、地図の回転など、ユーザーが簡単に地図をデザインできる機能を提供している。また、高画質な印刷が可能なPDF形式の地図データをダウンロードできるなど、デザインした地図を活用するための機能も実現している。
ALPSLAB designでは、あらかじめ用意された8種類の地図デザインから好きなデザインを選択して表示することができる。また、地図に表示する情報(鉄道、道路、施設名など)を自由に選択することができ、必要な情報だけを表示させることもできる。さらに、地図の表示方位(北を上に表示、北を右に表示など)を指定できるなど、ユーザーの地図の使い方や好みによって、地図のデザインを切り替えて利用することができる。
また各地図デザインに対して「良い・悪い」の評価をすることができ、評価の高い順にランキング表示されるので、人気の高い地図デザインがひと目でわかるという。
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