- 2006/06/26 掲載
HDE、保存メールの非改ざんを証明する機能を備えたメールフィルタリングソフト「HDE Mail Filter 3」を発売
同ソフトウェアでは、日本版SOX法(J-SOX法)を見据えて、監査証跡や訴訟時の証拠としてメールを活用できるように非改ざん証明機能を備え、保存されたメールの完全性を保証する。
個人情報保護法の施行、情報セキュリティ管理基準の公開など、HDEのプロダクトマネージャー中込剛氏は「電子メールに求められるセキュリティは依然高い水準にある」と語る。富士キメラ総研によると、メールフィルタリング市場は2004年の34億円規模から2010年には188%増の98億円に達する見込みだ。

そのほかの新機能としては、1)複数管理者がいる現場に対応するため管理者操作ログを取得する機能、2)内部から外部に対して送られるメールのBCCをフィルタリング対象にする機能、3)フィルタリングルールを全社、部門、個別など多階層に設定できる機能などが加わった。

同ソフトウェアは、メールフィルタリングおよびアーカイブを行うスタンダードなProfessional Edition、大規模クラスタリングに対応するEnterprise Edition、メールアーカイブのみに特化したArchive Editionに加えて、今回新しくメールアーカイブのみに特化しつつ、インデックス作成を行うソフトウェアに商用のものを採用し、クラスタリングに対応するEX-Archive Edtionが新しく加わった。
対応OSは、Red Hat Enterprise Linux、Turbolinux。価格はProfessional Edition 25ユーザー版では31万5,000円から。これにサポート費用15%が初年度より加わる。
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