- 2006/06/20 掲載
ネットワールドとクオリティ、既存PCのシンクライアント化ソリューションで協業(2/2)
ネットワールドとクオリティは、ファロニクス社(カナダ バンクーバ)の既存パソコンのソフトウェア環境を変えずに、仮想的にシンクライアントと同様の効果を実現する「バーチャルシンクライアント(以下、VTC)」化ソリューションで提携した。
PCセキュリティの統合基盤である QND/QAWに「バーチャルシンクライアント」連携機能を追加、情報漏洩対策を進める企業に対し、7月より提供を開始する。
具体的には、QND/QAWが対象PCのディスク内を確認し、不正なソフトウェアの検出後アンインストールにより統一環境を整備し、VTCのクライアントモジュールの配信と設定を行う。
運用が始まった後もQND/QAWのタスクによりVTCの設定を一時的に解除してOSなどのセキュリティパッチやアンチウイルスソフトのパターンファイルの更新を行う。
ファロニクス社とネットワールドの共同開発による「バーチャルシンクライアント」は、ファロニクス社の主力製品で実績のあるPC管理技術により、現在のOSやアプリケーションの環境や内容を残したままで、PCに非常に堅牢な使用制限を与えることで、それぞれの運用シーンに合わせて、既存のWindows PCを仮想的にシンクライアント化するという新しいアプローチのソリューションである。
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