- 2006/06/20 掲載
ルーセント、自動脆弱性検査サービスを開始.政府関連機関と5年契約
政府、企業、サービス・プロバイダー向けにセキュリティ評価サービスを提供
ルーセント・テクノロジーは本日、自動脆弱性検査サービス(Automated Vulnerability Detection service:AVDS)を、日本で開始したと発表した。AVDSサービスは、ルーセントとの共同開発によるBeyond Security社のAutomated Scanning Serverソリューションをベースとし、リアルタイムのネットワーク・スキャニング技術を利用してネットワークの脆弱性を遠隔から自動的に検査する。
2005年6月に発表された提携契約に基づき、Lucent WorldWide Servicesは、この新しいセキュリティ・ソリューションを展開していく。また両社は、AVDSの最初のユーザーとして、日本の政府関連機関と5年契約を締結したことを同時に発表した。
このサービスは、最新の脆弱性情報を基にネットワークを毎日検査することにより、顧客のネットワークを防御する。検査は遠隔から実施できるため、オンサイトを要する運用コストは事実上不要になる。またAVDSのユーザーインタフェースは、日本語表示のGUIで、ネットワークのセキュリティ状態を容易に判断することができる。さらにこのサービスは、マネージド・セキュリティ・サービス・プロバイダーのニーズにも対応できるように設計されている。
Beyond Security社のCEOであるAviram Jenik氏は次のように語っている。
「現在、セキュリティは世界中の組織にとって最優先課題になっています。ルーセントとの共同開発による本ソリューションは、組織がそれぞれのセキュリティ・システムの状態を検査し、そのネットワークが外部からの攻撃に対して脆弱でないことを確認する手助けとなります」
日本ルーセント・テクノロジーのLucent WorldWide Services部門マネージング・ディレクターであるBruno Barkauskasは次のように語っている。
「組織の資産や機密情報の安全を確保するためには、予防的なセキュリティ対策をとることが最善の方法です。今回のサービスにより、お客様はセキュリティの侵害を事前に回避することができるようになります」
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