- 2006/06/19 掲載
ウイングアーク、内部統制への対応、業務の効率化を実現する「StraForm-X」の新バージョンを発売
内部統制への対応、業務の効率化を実現
ウイングアーク テクノロジーズは、業務文書の入力画面を簡単にWeb化できる画面設計ツール「StraForm-X」の新バージョン「StraForm-X Ver1.2」を、6月20日より出荷開始すると発表した。新バージョンでは、業務文書をデータ化し業務効率を向上させるだけでなく、内部統制への対応にも有効な手立てとして、業務現場で利用いただける製品で、標準価格はStraFormデザイナが20万円(税別)から、StraFormサーバが40万円(税別)からである。
「StraForm-X」は、紙、Excel、WordやPDFなどの業務文書をデータ化し標準技術(HTML、XML)、ノンプログラミングで入力画面を作成することができる。今後対応が急務とされる内部統制においては、統制のとれていない様々な形式の文書を一括管理し統制する必要がある。
これらを統制する手段の一つとして、文書をデータ化しWebからの入力に統一することで、アクセス管理、ログ管理などの統制を行うことができる。データ運用の入り口として、業務文書をデータ化する「StraForm-X」でドキュメント管理を進め、これまでのログ管理機能、認証機能に加えて、今回のバージョンアップによって強化された“アクセスコントロール機能”によって、監査証跡にも対応できる内部統制にそなえたセキュアなドキュメント管理・データ管理を行うことができる。
今回のアクセスコントロール機能の強化は、指定したグループ(部門単位)毎にアクセス権を指定し、アクセスの有無・参照・更新/修正などの権限を詳細に設定することにより、セキュリティ環境下で個人情報などを含むデータを運用することが可能になる。
その他の追加機能は、これまでのExcel、Wordのファイルに加えてPDF、ImagePrinterからの読み込みが可能になり、読み込み形式の選択肢が増えたことで、形式の異なる文書を容易にデータ化することが出来るようになった。その他、ユーザの利便性向上のため、書式設定画面の機能強化をはじめとして、デザイナ画面の操作性の改善やサーバ設定の簡略化が実現された。今回のバージョンアップで、業務現場からの細かな要望などを製品に反映し、詳細な機能などあわせて計32項目について改善され、業務現場向けに機能強化された。
多くの企業で求められている内部統制への対応、ITへの意識は高まり情報システム担当者だけでなく、経営者や業務担当者のシステムに対する認識が高まりつつある。これまでの紙による業務運用からITへの対応が急務とされる中、「StraForm-X」は業務文書をデータ化して業務効率を上げるだけでなく、業務をデータ化することによって内部統制に備える有効的な手段として利用することができる。さまざまな情報管理に展開し活用することが可能となる。
「StraForm-X」の技術的な特徴として、HTML、XMLの標準技術を採用していることがあげられる。Webブラウザさえあればどんな環境でも利用できるHTMLを採用することにより、閲覧環境に依存せずに情報を確認することができる。また、システム間でやり取りされる業界標準のデータ形式であるXMLを採用することで、他システムとのスムーズな連携を実現できるだけでなく、将来のシステム展開や長期の運用を見据え、継続的にデータを利用することが可能である。
また「StraForm-X」は入力したデータを個人のクライアントPCには残さず共有フォルダに保存する仕組みのため、セキュリティ面からも安心した運用が行える。貯められた貴重なデータは、多次元高速集計検索エンジン「Dr.Sum EA」につなげて集計・活用し、企業経営や戦略作りに展開、また入力したデータを標準技術に対応した帳票開発ツール「SVFX-DEsigner」から出力するなど、「いれる・ためる・ひきだす」のデータ活用に展開することができる。
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