- 2006/06/16 掲載
プロトン、ハードウェア構成の違うシステムや仮想マシンにリカバリ可能なバックアップソリューションを発表

同製品は、Microsoft Volume Shadow Service(VSS)に対応しており、稼働中のWindows上でシステムシャットダウンなしにサーバシステムOSやアプリケーションのイメージを作ることができる。VSSに対応しない場合も、バックアップの処理前後にコマンドまたはパッチファイルを指定できるため、レギュレーションバックアップが確実に行えるという。 また、管理コンソールからネットワーク上のすべてのコンピュータを集中管理できるほか、無人システムも遠隔管理できる。
サーバグループごとのスケジュール設定機能、バックアップ完了通知機能のほか、バックアップ対象サーバごとにバックアップ場所を設定できる機能を搭載。バックアップ場所それぞれに容量制限、格納期限、アーカイブ数などを設定できるため、効率よく管理できる。バックアップ先としては、HDDのほか、SANやNAS、FTP、SCSIテープ、CD-R/RW、DVD+-R/RWなどに対応する。
同製品は、エンドユーザー向け製品同様のインターフェイスで、多くの動作がウィザード化されている。サーババックアップ製品でありながら、誰にでも簡単に操作できることを目指して開発されたという。

なお、バックアップ対象としてはWindowsサーバのほかLinuxサーバにも対応するが、バックアップ先にエージェントソフトウェアを導入する必要があるとのこと。価格は「Acronis True Image 9.1 Enterprise Server」の1-9ライセンスで12万5,000円、年間保守料が2万5,000円。
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