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ガートナー ジャパンのリサーチ部門は、企業におけるペーパーレス会議の取り組みに関する調査を行った。それによると、「社内会議で配布される資料を主にPCで見る」と回答したビジネスパーソンの比率は約4割で、紙(媒体)に依存しないペーパーレス会議が普及しつつあるといえる。
ガートナー ジャパンのリサーチ部門は、企業におけるペーパーレス会議の取り組みに関する調査を行った。それによると、「社内会議で配布される資料を主にPCで見る」と回答したビジネスパーソンの比率は約4割で、紙(媒体)に依存しないペーパーレス会議が普及しつつあるといえる。
社内会議における資料の配布手段として、紙あるいはPC(出席者が持ち込んで利用)をそれぞれどの程度利用しているかについて聞いたところ、「頻繁に利用」しているという人の割合は、紙で53.2%、PCで39.8%となった。会議資料の配布方法として通常利用しているのは紙媒体という人がまだまだ多いものの、PC(電子媒体)という人の割合も決して少なくなく、紙を頻繁に利用する人の割合にかなり近づいてきているという。社内会議のスタイルは着実に変化してきているといえる。
「ペーパーレス会議に全社的に取り組んでいる」という人に対し、実感しているペーパーレス会議のメリットを聞いたところ、「配布資料の印刷コスト、手間が省ける」(92.0%)、「情報共有、資料の変更が容易」(72.0%)を選択した人が、他の項目に比べ圧倒的に多い結果となった。ペーパーレス会議のメリットはこの2点に集約されているといっても過言ではない。特に「配布資料の印刷コスト、手間が省ける」については、92.0%とほぼ全員が選択しており、非常に実感しやすいメリットといえる。会議をペーパーレス化することにより、「会議に集中するようになる」という点も期待されているが、この選択率は16.0%だった。
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