- 2006/06/14 掲載
シーフォーテクノロジーとTIS、情報セキュリティ・コンサルティング・サービス分野で協業
シーフォーテクノロジーと、TISは、グループ経営を行う企業向けに情報セキュリティ診断サービスで協業し、グループ企業向けのセキュリティ・コンサルティングとソリューションの提供を開始した。
この協業では、まずシーフォーテクノロジーが企業のセキュリティ環境の現状を把握するマネージド・コンサルティング・サービスを行う。その結果を踏まえて、高度なテクニカル・コンサルティング・サービスを必要とする企業には、TISの「SecureOne(セキュアワン)」サービスの「ソース監査サービス」と「公開セグメント脆弱性診断サービス」を提供する。
シーフォーテクノロジーは、情報セキュリティ事業を専業とし、情報セキュリティマネジメントシステムの英国規格「BS7799」やJIPDEC基準「ISMS適合性評価制度」の認証を取得し、その実践を通じて得たノウハウに基づいたマネージド・コンサルティングを提供している。一方TISは、多種多様な顧客へのITサービス提供に豊富な実績があり、高度なセキュリティサービス「SecureOne」を展開し、両社が協力することで、グループ経営の企業体が必要とする多面的なセキュリティ・コンサルティング・サービスの提供が可能になるという。
昨今の情報漏えい事件の多発により、情報漏えい対策も含めたコンプライアンスの徹底が社会から求められている中、情報セキュリティの基盤強化を重要な経営課題と認識する企業が増加している。また、企業グループの全体を対象とした情報セキュリティ・ポリシーの策定や、内部統制強化も視野に入れた第三者視点からの評価による現状把握のセキュリティ・コンサルティングに対するニーズが高まっている。
また、M&Aを実行する際の資産査定において、情報セキュリティ対策の実施状況が重要な評価項目となりつつあるが、情報セキュリティ対策は多岐に渡るケースが多いため、より高度でかつ複数の視点に基づいた総合的なサービスが求められている。
今後、両社が持つ情報セキュリティ対策に関する調査ノウハウを基に、グループ経営を行う企業を対象に、共同でこのコンサルティング・サービスを展開していく。また、コンサルティングを通じて明らかになったセキュリティニーズに応じて、両社の持つ多様なセキュリティソリューションの提供を積極的に行っていくという。
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