- 2006/06/13 掲載
ジャストシステム、ワークショップ型研修をデータ化するなど、全員参加型研修支援ソフトを発売
現在、ベテラン教員の大量退職時代(2007年問題)を目前に控え、教員研修の重要性が高まっている。そのような中、従来の講義型研修で得られた知識理解だけではなく、課題をより明確にして合意形成をはかることのできる、ワークショップ型研修が注目を集めている。ワークショップ型研修では、通常、模造紙や付箋といった文房具を使用して話し合いの過程をまとめていくため、研修後に成果物を共有しにくいのが欠点だった。
研修デザイナーを使えば、これまで模造紙などにまとめていたワークショップ型研修での成果物を、パソコンを使って効率よくきれいにまとめることができる。意見を次々に入力し、グループごとに囲んで表題をつけたり、関係性を示す矢印やコネクタなどを付け加えたりする作業が簡単に行える。画像形式での保存も可能で、研修で得られた結果の受講者への配布や、掲示ができるようになり、研修をその場限りで終わらせず、その後の取り組みにつなげることができる。
さらに、制限時間内に議論をまとめられるように、残り時間を知らせる「タイマーツール」も搭載しており、より効果的な研修へと導く。
また、ワークショップ型研修の第一人者である、鳴門教育大学教授 村川雅弘氏らの執筆による冊子『みんなの意見が見えてくる-ワークショップ型研修の手引き~研修デザイナーでまとめる全員参加型研修~』を同梱。本書ではワークショップ型研修を行ったことがない人や、思うような結果を得られなかった人でも効果的な研修を実施できるように、そのノウハウを事例を交えながら解説する。
なお、3,000本限定で、付箋、サインペン、マグネットなどの文房具をセットにした製品を発売。ワークショップ型研修のノウハウのみならず、必要となる文房具まで同梱することで、効果的でスムーズなワークショップ型研修の実施を支援する。
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