ボーダフォン、158の国と地域で通話可能に。TVコールもサービス開始

　ボーダフォンは、同社の第3世代（3G）携帯電話が海外でそのまま使える国際ローミングサービスの対応エリアを、6月28日より拡大し、158の国と地域で通話できるようにすると発表した。今回新たに対応エリアになるのは、イラン（中東）、マルティニーク、グアドループ（以上、西インド諸島）、フランス領ギアナ（南アメリカ）の4つの国と地域だ。

　また、現在同社の「TVコール」（テレビ電話）は海外での利用ができないが、6月28日より、イギリス、オランダ、スペイン、香港、カナリー諸島、シンガポール、ドイツ、韓国、台湾、スイス、イタリア、ヴァチカン市国およびサン・マリノの計13の国と地域でTVコールが利用できるようになる。

　また、すでに対応エリアとなっている国や地域においても、提携する通信事業者数を順次増やしているという。6月28日現在、国際ローミングサービス対応エリア158の国と地域のうち、64の国と地域で複数の事業者と提携することとなり、合計222事業者のネットワークが利用可能となる。