業務改善と付加価値を提案する「SAPベンチマーキング・プログラム」

　SAPジャパンは、日本において「SAPベンチマーキング」プログラムを6月より提供開始すると発表した。これにより、SAPジャパンは、顧客企業およびSAP製品の導入を検討している企業の、会計、人事、調達等の業務パフォーマンスを業界内外の優れた企業と比較し、改革すべき領域を明確化したうえで、対象企業に適したシステムや業務手法の導入を体系的に提案することを通して、顧客価値の向上を推進する。

　本プログラムでは、各業務領域を戦略的業務、専門的業務、オペレーション業務に分類し、参加企業全体や優良企業の平均値との比較を行う。

　また、ITプロジェクトの前後を含め継続的に当プログラムを活用することにより、自社プロジェクトの効果測定も可能となる。これらの分析結果は個別レポートとして顧客企業に無料で提供される。

　このプログラムは米国ユーザ・グループとSAP社により共同開発され、米国で2004年から実施、参加企業各社より高い評価を得ているもの。日本ではSAPジャパン・ユーザ・グループ（JSUG）協賛のもと、今年3月から実施したパイロットプログラムを経て完成度を高め、この度のサービス提供開始に至っている。

レポート形態：　企業ごとの個別レポート（約30ページ～50ページ）
期 間：　サーベイシート回答後、1週間～2週間でレポート提出
価 格：　無償