• 2006/06/07 掲載

INTEROP見所ガイド ~ワーキングツアーを先行紹介~

活用した最新機器・サービスの価格は、な、なんと40億円

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プレス専用のワーキングツアーと題して、奈良先端科学技術大学院大学の山口英氏によるガイドのもと、Interopの超巨大バックボーンの全貌をはじめとした今年度のInterop見所が紹介された。早速その模様をお届けしよう。

ShowNetについて

 このツアーで見学するのはShowNetと呼ばれるものである。これは、Interop来場者に近未来のアーキテクチャを紹介する場で、1998年インターネットがまだブームになる前からeメール、96年時点でストリーミングやワイヤレスLANを体験できるといったように最先端の技術が紹介されている場である。今回活用した最新機器・サービスの価格は定価ベースでなんと40億円超!総勢320人のボランティアに支えられて、昨年度のInterop終了からの約9か月間を準備に要している。


今年のテーマは?

 今年のInteropはテーマに「Back to the Fundamentals」を掲げ、ネットワークの個別の技術を見直すことに主眼を置いている。このテーマを設定した背景について、山口氏は昨年度のInteropを振り返ったときに感じていた違和感があるという。「色々なものがたこつぼに入っていて、そもそもこれをどうやって見せるのか」と感じ、「新しいところから全部組み立て直したほうがいい」と感じたそうだ。

 その答えとして以下の5つを掲げた。
1.ブロードバンド帯域のよりいっそうの高速化
 今回のバックボーンは40Gbpsで、ストリーミングなどによる需要を満たすことができる。

2.単一基盤複数サービス統合
 複数基盤(mutiple plane)ではなく、単一基盤(single plane)を用いることで、単一のデジタルコンテンツソースをデジタル編集し、そのままダイレクトにさまざまな媒体へと提供できる仕組みのことである。

3.完全一体化したセキュリティ機構
 単純につなげるだけでなく、どのネットワーク上でもセキュリティチェックがなされている。

4.インターネット技術に立脚した放送の未来像
 IPベースでの放送がいよいよ本格化していくなか、通信と放送の融合が叫ばれている。これらの技術はすでに確立され、法的な問題をクリアするだけの状況だと山口氏は指摘する。

5.ユビキタス環境の具現化

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