- 2006/06/01 掲載
KCCS、統合型セキュリティアプライアンスを発売
京セラコミュニケーションシステムは、Lockdown Network,Inc.製の統合型セキュリティアプライアンス「Lockdown Enforcer(ロックダウン エンフォーサ)」の日本語版を7月より販売開始すると発表した。
複雑な社内ネットワークに対し、どのようなセキュリティポリシーを実装するかという「ポリシーエンフォースメント」の問題を解決するコンセプトとして、米国で今、大変注目されているのがネットワークアクセスコントロール(以下、NAC)である。NACとは、ネットワークに接続しようとしている端末がセキュリティポリシーを遵守しているか否かによって接続を制御し、ネットワークを健全な状態に保つというコンセプト。このNACを適用することで、社内外からネットワークへの接続を試みる全ての端末に対しセキュリティポリシーの遵守を強制するため、遵守していない端末に対してはネットワークへの接続を拒否し、違反端末には隔離措置や組織内の情報へのアクセスを制限するなどの対策をとることができる。
これまでは、人手による対応が大部分を占め、コスト的問題から実現が難しかったセキュリティポリシーの実装がNACソリューションである「Lockdown Enforcer」の導入により自動化でき、低コストでの実現も可能となる。
この度、KCCSが販売開始する「Lockdown Enforcer」日本語版は、ネットワーク上の全てのIP機器に対するポリシーエンフォースメントを、NACを利用して実現する統合型のアプライアンス製品である。日本語に対応したことにより、情報システム部門・日本人技術者にとって非常に理解しやすくなり、作業効率アップやミスオペレーション排除などが期待されるという。
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