- 2006/05/17 掲載
アシストと日本オラクル、情報セキュリティ管理分野で協業
内部統制強化を支援するアイデンティティ管理製品を共同で拡販
アシストと日本オラクルは、内部統制強化に必須な情報セキュリティ管理分野において協業すると発表した。両社は「Oracle Database」製品などの販売、サポートで高い実績を誇るパートナーシップをより一層強化する。日本オラクルが2005年から注力しているアイデンティティ(ID)管理分野において、本年7月より提供開始予定のID管理のプロビジョニング・ソリューション「Oracle Xellerate Identity Provisioning」(開発元:オラクル・コーポレーション)の拡販に努めるという。
昨今、企業の重要な課題となっている内部統制強化に向けて、セキュリティとコンプライアンスという2つの観点から、企業内外に混在する各種システムや重要な経営データへの適正なアクセスの管理、およびこれに必要なアカウントと適切な権限の提供・監査が求められている。これらの課題に対する解決策の1つとして、管理方法がそれぞれ異なる既存システムのIDやパスワード情報、それに付随する権限に変更があった場合に一貫した業務プロセスと承認ワークフローで確実な処理を実現するのが「Oracle Xellerate Identity Provisioning」である。
アシストと日本オラクルはこれまでも顧客企業の情報システム構築を共同で支援してきたが、情報セキュリティ管理分野においても「Oracle Xellerate Identity Provisioning」の製品力と、アシストが同分野で長年培ってきたノウハウ、営業力、サポート力を連携させ、顧客企業にセキュリティ基盤を提供する。
特にアシストでは、既存の取扱製品に「Oracle Xellerate Identity Provisioning」を組み合わせることでシングルサインオンからID変更管理までID管理に関する幅広い支援が可能となるため、専任組織を設立して同分野を強化していくという。強化策の1つとして、「Oracle Xellerate Identity Provisioning」を中心に、日本オラクルが持つ同分野における「Oracle COREid Access and Identity」などの関連製品の取り扱いも視野に入れている。
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