- 2006/05/15 掲載
日本IBM、チャネル強化策を発表
日本IBMは、新たなビジネス・パートナー、特にリセラー(販売代理店)の獲得に向けた新施策を発表した。
今回の施策の具体的な中身は、「IBM(R) ビジネス・パートナー契約(リセラー用)」「リセラーへの営業支援」「Know Your IBM」「PartnerWorldの強化」の4つを柱にしている。
「IBM(R) ビジネス・パートナー契約(リセラー用)」は、販売目標や認定技術者数といった契約条件を撤廃し、新規のパートナー企業の加入を容易にした。この契約は、IBMx86サーバー「IBM System x TM」、ワークステーション「Intel|iStation(R)」,およびその関連製品(プリンター、ストレージなど)を販売対象とし、ディストリビューター経由での仕入れとなる。年内に1,000社の新規リセラー獲得を目指している。
次に、リセラーへの営業支援として、日本IBMの非対面型営業部門であるibm.com(R)事業内に、リセラー企業への営業支援を行う専任部隊を設置した。リセラーに対して、構成支援、見積もり、納期確認、在庫引き当てなどの営業支援を行なう。
3つ目の「Know Your IBM」は、パートナー企業の社員個人を対象とした報奨制度。日本IBMが提供しているe-ラーニングによる技術研修の受講や、日本IBMの対象製品を販売することでポイントを獲得し、獲得ポイントに応じて、商品券やお食事券に交換することができる。
最後の「PartnerWorldの強化」は、パートナー企業向け総合支援プログラムである「PartnerWorld」のポータルサイトをより使いやすくし、情報提供などを効率よく行えるようにした。
従来、サーバーやソフトウェアなど分野毎に30以上あった電子メールによる情報提供などを、すべてPW Newsに統合する。また、活用率の高い、厳選された特典に絞り、パートナー向けの唯一のWebポータルサイトとしてリニューアルオープンする。
日本IBMでは、今後も引き続き、業界・ソリューション特化型特典や、スキル獲得等の目的別特典を、随時拡充していく予定だという。
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