- 2006/04/17 掲載
大塚商会など、情報漏えい防止9社連合、協業によりWinnyによる情報流出事故防止を全方位で支援
情報漏えい防止9社連合により、情報漏えい対策をワンストップで提供
トレンドマイクロの企業向け製品「ウイルスバスター コーポレートエディション アドバンス」に同梱の「アドバンス検索ツール」は、社内のPCにWinnyがインストールされていないか検索を行い、インストールの有無を管理サーバのログに記録する。また、検出したWinnyを自動削除することもできる。
今回QNDとの連携よりこの「アドバンス検索ツール」を全ての社内PCに配布し実行させる。さらにインベントリ収集機能により実行結果を収集し、クライアントPC管理台帳に表示する。
クオリティのQND/QAWは、Winnyによりインストールされるファイルのバイナリ、プロパティ情報、ファイル名により検索するソリューション。QND/QAWだけのソリューションでは、Winnyを発見したことをユーザに知らせ、利用者が自ら削除を行うか、管理者がリモートコントロール機能を使って削除する運用になっていた。
アドバンス検索ツールは、ファイルのコードを確認しWinnyであることを判定し、検出した場合には、自動で削除することも可能。アドバンス検索ツールだけで運用するには、アクティブディレクトリとの連携により運用できる。アクティブディレクトリを利用していないユーザーには今回の連携により運用が可能になる。
この両ツールを連携することによって、より強固な管理体制を築くことが可能になります。Winny検索などの調査は定期的に(出来れば毎日)実施することが効果的です。QND/QAWによりアドバンス検索ツールをスケジュール実行させることでそれを実現できる。また、検索や削除結果を利用部署名や利用者名、PC名などを含んだ管理台帳にて一覧表示させることにより、Winny監査報告などにもすぐに利用できる。
「QND統合漏洩対策」では、Winnyの有無の確認、Winny検出警告、Winnyの起動禁止、会社のネットワークにつながらないPCのWinny検出、自宅PCへデータ持ち帰り禁止、個人所有PCの社内ネットワーク接続禁止を実現しています。今回の削除ソリューションを加えることで、Winnyによる情報流出事故防止を全方位で支援できるようになっている。
上記対策の構築は、大塚商会が同社が提供する「トータルαサポート21」により支援する。この支援サービスにより対策の導入や導入後のサポートを行い、安全なPC環境を実現していくという。
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