- 2006/01/23 掲載
弥生、大幅に機能アップした「弥生会計 06」確定申告版を出荷開始
中小規模法人・個人事業者向けに業務ソフト「弥生」シリーズを提供する弥生株式会社は、「弥生会計 06」シリーズの確定申告版を2月2日(木)より出荷開始する。対象となるのは、「弥生会計 06」シリーズを新規購入し、ユーザー登録をすでに済ませたユーザーと、現在、弥生会計シリーズのサポート契約をしている既存ユーザーとなる。
「弥生会計 06」確定申告版は、2005年12月2日に発売された「弥生会計 06」シリーズ(AE、NE、プロフェッショナル、スタンダード、やよいの青色申告)に、平成17年分所得税確定申告書・青色申告決算書への入出力機能を追加したもので、毎年同時期に弥生がユーザー向けに出荷するバージョンとなる。今回は、通常の確定申告対応に加え、「弥生会計 NE 06」では複数拠点での利用を可能にするとともに、「やよいの青色申告 06」を除く会計シリーズでは、銀行明細取り込み機能の追加などにより、ユーザーの利便性を大幅に向上している。
「弥生会計 06」確定申告版に追加された機能
1.平成17年分所得税確定申告への対応(個人)<対象:会計シリーズ全製品>
平成17年分所得税確定申告書B(第一表、第二表)および青色申告決算書、収支内訳書を作成・出力できるだけでなく、モノクロプリンタ専用のOCR形式の印刷にも対応した。A4サイズの汎用用紙にOCR形式で印刷すると、そのまま税務署に申告書として提出できる。
2.複数拠点での経理処理を実現するCitrix Presentation Server 4.0への対応<対象:「弥生会計 NE 06」>
「弥生会計」シリーズの上位モデルでマルチユーザー対応の「弥生会計 NE 06」が複数拠点で利用可能になり、ユーザーの業務効率をさらに向上させる。シトリックスシステムズ社のCitrix Presentation Server 4.0(旧称:MetaFrame Presentation Server)への対応で、営業所などの遠隔地からもインターネット経由でリアルタイムにデータへのアクセスが可能になり、会計データを一元管理できる。なお、複数拠点からのアクセスには、別途Citrix Presentation Server(TM) 4.0が必要。
3.銀行明細取り込み機能を新搭載<対象:「やよいの青色申告 06」を除く会計シリーズ>
株式会社ライブドアファイナンスが提供している「livedoorアグリゲーション」と連携し、金融機関の明細をWebよりダウンロードして、弥生会計に取り込む機能を新たに搭載。「livedoorアグリゲーション」は、銀行・証券・クレジットカード等の各口座の情報を一覧表示するサービスです。口座登録を一度すると、次回からは一括取得・表示ができるようになり、毎回各サイトにログインをして残高表示をする必要がなくなる。なお、このサービスの利用には事前にlivedoor IDの取得が必要。
4.オンラインサービスへのアクセスを容易にするメニューの追加<対象:「やよいの青色申告 06」を除く会計シリーズ>
弥生が提供する様々なオンラインサービス・サイトやツールに簡単にアクセスできるメニューを追加した。弥生のオンラインサービスは、貴重な情報のバックアップ作成やクライアント間の暗号化送受信を可能にするデータリレーションサービスなど、ユーザーの利便性を追求した様々なサービスがあり、ユーザーから高い評価を得ている。また、2月初旬には新たなオンラインサービスの提供も予定している。
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