- 2006/01/03 掲載
日立、セキュリティー機能など強化した企業向けノートPC2機種と指静脈認証装置を発売
小型・軽量化を実現した指静脈認証装置をあわせて発売
また、PCの不正使用を防止する本人認証システムとして、従来の製品の約1/2以下の約60gに小型・軽量化を実現した「指静脈認証装置」を1月31日から発売する。

近年、第三者のなりすましによる不正アクセス防止への関心が高まっており、個人を特定可能な指紋や静脈などの生体情報を、本人認証の鍵として利用したいというニーズが増加してきている。
今回、日立が発売する「FLORA 210W (NL6)」と「FLORA 270W (NB9)」は、いずれもセキュリティチップを搭載し、データを暗号化する際の暗号鍵はセキュリティチップに保存されるので、不正な復号化を防止する。 また、USB、シリアル、パラレルなどのインタフェースの使用制限を行うアクセス制御ユーティリティ「SECUREDA(セキュアディーエー)」を提供し、重要データの外部への不正な持ち出しを防止する。
さらに、指の静脈パターンを利用した本人認証デバイス「指静脈認証装置」を、FLORA/FLORA Seシリーズ向けにオプションで提供し、PCの不正使用を防ぐ強固なセキュリティを実現する。
当社はこれまでに、指静脈認証装置を本体に搭載したセキュリティPC「FLORA Se210指静脈認証装置内蔵モデル」を発売済みだが、本モデルで採用した小型の指静脈認証装置をベースに、新たにUSB接続用デバイスとして製品化する。
これにより、FLORAシリーズではWindowsログイン時のパスワード入力を、FLORA Seシリーズでは認証デバイス「KeyMobile」のパスワード入力を、指静脈による本人認証に置き換えることが可能となる。
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