富士通、インテル製最新CPU搭載のPCワークステーション「CELSIUS N440」を発売

　富士通は、PCワークステーション「CELSIUS（セルシアス）」のラインナップとして、最新のデュアルコアCPU「Intel Pentium D 950」の搭載が可能な「CELSIUS N440」の新モデルを発売した。



　「CELSIUS」は、2次元CAD、3次元CAD、データ解析シミュレーション、デジタルコンテンツ作成、地図情報処理、医療分野の基礎研究などの高い処理性能が求められる業務や、ECCメモリ対応による高信頼性の実現により電子カルテや為替取引などの業務にも最適なPCワークステーション。

　今回、ラインアップに追加される新モデル「CELSIUS N440」は、最新のデュアルコアCPU「Intel Pentium D 950（3.40GHz）」を搭載することが可能で、従来モデルに対し最大約1.2倍の高速化を実現できる。

【「CELSIUS N440」の特長】

1．インテル社製最新CPUを搭載
　最新デュアルコアCPUのIntel Pentium D 950（3.40GHz）に加え、Pentium 4 670（3.80GHz）、650（3.40GHz）、630（3GHz）が選択可能。

2．セキュリティの強化
・ワークステーション本体のセキュリティレベルを飛躍的に向上させるＴＣＧ準拠の「セキュリティチップ」を標準搭載。
・本体のUSBや記録型光学ドライブなどの接続を無効とし、データの不正な持ち出しを制限する「Portshutter（ポートシャッター）」を標準添付。管理者が定めたUSB機器のみ利用できる設定も可能。
・廃棄や譲渡の際に、ハードディスクに記録されているデータの流出を防ぐ「ハードディスクデータ消去ツール」を標準添付。
・複数のID、パスワードが格納できる「スマートカード」をカスタムメイドにて提供。

3．最新のプロフェッショナル3次元グラフィックスをサポート
　CADアプリケーションなどのOpen GLに対応した「NVIDIA Quadro FX 3450」のほか、「ATI FireGL V5000」にカスタムメイドにて対応する。

4．64ビットコンピューティング環境を提供
　Windows XP Pro x64 Editionモデルの提供により、最大8GBまでのメモリが搭載可能となり、大規模なデータ解析などに対応する。

　希望小売価格は、Pentium 4 630（3GHz）搭載モデル　21,9450円、Pentium 4 650（3.40GHz）搭載モデル　25,6200円、Pentium 4 670（3.80GHz）搭載モデル　34,2300円、Pentium D 950（3.40GHz）搭載モデル　30,8700円。カスタムメイドによる仕様変更によって価格は異なる。1月31日より出荷。