- 2006/01/12 掲載
デル、システム全体を統合管理できる「システム運用管理ソリューション」を提供開始
デル株式会社(本社:川崎市幸区、代表取締役社長:浜田 宏)は、本日、同社のサーバ製品を導入してシステムを構築するお客様向けに、システム全体を統合管理し、障害の予兆監視や運用業務の負荷軽減を実現する「システム運用管理ソリューション」の提供を開始すると発表した。
同社の技術コンサルティング部門「デル・プロフェッショナル・サービス(DPS)」がお客様の窓口となり、同ソリューションを用いた運用管理コンサルティングを行う。
デルの「システム運用管理ソリューション」では、同社の「PowerEdge(パワーエッジ)」サーバに標準添付されるハードウェア管理ソフトである「Dell OpenManage(TM)(オープンマネージ)」と、NRIデータサービス株式会社(本社:横浜市保土ヶ谷区、社長:大野 健、以下NRIデータサービス)の統合運用管理ツール「eXsenju」の連携により、効率的なシステム統合運用管理のトータルソリューションを提供する。
サーバのハードウェアの詳細情報の監視機能や内部ストレージ管理、リモートコントロール機能を備えたOpenManageと、業務アプリケーションの監視(メールサーバ、データベース他)やサービスレベル管理、ジョブ管理といった、より高度な運用要件に対応できるeXsenjuを連携することにより、PowerEdgeサーバの詳細監視からOS、アプリケーションまで、ITインフラを包括的に管理することが可能になる。OpenManageで検知した障害情報や警告情報をeXsenjuのモニタリング機能に取り込んで、一元管理コンソールで集中管理が可能となり、さらにはWindows、Linux、UNIXといったシステムが混在する環境でも、OSに依存することなく、システム全体を統合管理することが可能になる。
きめ細かくシステム全体を監視することで、ハードウェアの障害につながる予兆を検知することができ、突発的な障害に備えることが可能である。また、サービスレベル管理など、より深い運用ニーズについても、別途ツールを導入することなく一元管理することができ、運用・メンテナンスも容易である。
「システム運用管理ソリューション」の導入にあたっては、DPSがお客様の現状把握や運用要件確認などの現状分析から、システム移行・導入のためのシナリオ精査やスケジュール管理、導入テストの実施、さらにハードウェアの設置やOpenManageとeXsenjuの導入作業、および導入後のテストまで、それぞれのフェーズ毎に、運用課題に最適なソリューションを提案する。
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