- 2006/01/04 掲載
武蔵野銀行と琉球銀行、基幹系システムを地銀の「じゅうだん会共同版システム」に移行
武蔵野銀行(頭取・三輪克明)、並びに、琉球銀行(頭取・大城勇夫)は、平成18年1月4日より各行の基幹系システムを、地銀共同システムである「じゅうだん会共同版システム」に移行した。
当該システムは、平成13年4月にじゅうだん会各行で合意された地銀共同システムで、八十二銀行(頭取・山浦愛幸)の基幹系システム(勘定系、情報系)をもとに、共同システムとしての要件と各行共通ニーズ等を組み込み、平成14年4月より八十二銀行にて稼働している。この共同版システムへの移行は、平成16年1月稼働の阿波銀行(頭取・古川武弘)、平成17年1月稼働の山形銀行(頭取・長谷川吉茂)に続いて、この度の武蔵野銀行、並びに、琉球銀行で4行となる。今後、他の参加行も順次共同版システムへ移行していく予定。なお、武蔵野銀行は独自システムから「じゅうだん会共同版システム」に移行する初めてのケースとなる。
今後の新規業務や機能の開発に際しては、八十二銀行と各行が「システム協議会」にて内容を検討し、実際の開発を八十二銀行が担当する。また、システムの運用・管理に加え、アプリケーションの保守作業なども日本IBMがアウトソーシングで請け負う。
じゅうだん会共同化により、各行は実質的な開発力拡大による商品サービス開発のスピードアップが可能となり、多様化するお客様のニーズに迅速に応えるとともに、システム要員の戦略的な再配置が可能となる。また長期的システム投資・経費の削減も見込まれる。
じゅうだん会共同化においては、基幹系システムに加え、銀行業務遂行に必須となる周辺サブ・システムの共同化も進めており、今後順次移行していくという。
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