- 2005/12/28 掲載
ソフトバンクグループ、ワイヤレスブロードバンドの本格的展開と真のユビキタス社会の実現を目指す
BBモバイル株式会社(本社:東京都港区、代表:孫 正義)は、WiMAX(802.16e)の研究開発を強力に推進するため2006年1月1日付をもってWiMAX推進準備室を設立することを発表した。
2004年11月に発足した総務省におけるワイヤレスブロードバンド推進研究会において、近い将来、2.5GHz帯周波数を移動通信に割り当てることが検討されている。また通信方式としてWiMAX(802.16e)が有力視されている。
WiMAX(802.16e)は、カバーエリアが広く移動性が確保されており、かつ高速大容量通信が可能で、ワイヤレスブロードバンド通信に適した通信方式として評価されている。
ソフトバンクグループではその特性にかねてから着目し、グループにおいて携帯事業を運営するBBモバイルが実証実験を行っており、本年10月に、W-CDMA、無線LAN、WiMAXの3種類のネットワーク間でのハンドオーバー実験に成功するなど、商用サービスに向けて準備をすすめている。
このたびのWiMAX推進準備室の設立は、WiMAXの実用化に向けた研究開発をより強力に推進できるよう技術者を中心とした専任スタッフを集中的に投入するためのもので、室長にはソフトバンクBB株式会社のCTO筒井 多圭志が就任する。
ソフトバンクグループは、ワイヤレスブロードバンドの本格的展開と真のユビキタス社会を実現する革新的な新サービスの提供を目指し、引き続き準備を進めていくという。
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