- 2005/12/27 掲載
博報堂、「世の中」と「身の回り」の経済状況についての意識調査結果を発表
「世の中」と「身の回り」の経済状況についての意識調査経済気分2006
博報堂生活総合研究所は「世の中」と「身の回り」の経済状況についての意識調査(2005年11月末)を実施し、「経済気分2006」を発表した。
2005年の経済状況についての評価を見ると、「世の中の景気が良かった」と答えた人は30.3%となり昨年に比べてほぼ倍増となる一方、「悪かった」と答えた人は昨年から20.8ポイント減の26.3%となった。また、「自分自身の生活の経済状況が良かった」と答えた人も23.0%と1.2ポイント増、「悪かった」は38.7%で3.0ポイントの減少となり、「世の中の景気」に比べれば増減幅は小さいものの上向きな生活者心理が伺えた。愛知万博の盛り上がりや2005年後半の株価上昇など景気回復の勢いが増してきたことに加え、家計面でも冬のボーナスが過去最高となるなど、「世の中」「身の回り」でともに明るい話題が増加したことが、生活者の心理に好影響を与えている。
来年への展望(2006年への展望)については、「世の中の景気」「身の回り」ともに、経済状況が好転すると考えている人が昨年(2005年への展望)に比べて増加している。特に「世の中の景気」については大きく好転すると考えている人が多く、「来年の世の中の景気が良くなる」と答えた人は45.7%と昨年に比べ17.8ポイント増加する一方、「悪くなる」と答えた人は12.9%で昨年比10.1ポイントの減少となっている。また、自分自身の生活についても「良くなる」と答えた人が26.6%で5.0ポイント増となっている。
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