- 2005/12/20 掲載
ジュピターテレコム、さくらケーブルテレビの経営に参画
株式会社ジュピターテレコム(J:COM、本社:東京都港区、代表取締役社長 最高経営責任者:森泉知行)は、さくらケーブルテレビ株式会社(さくらケーブルテレビ、本社:東京都墨田区、代表取締役社長 井出 敦之)の株式譲受につき、本日、さくらケーブルテレビ株式会社の筆頭株主である墨田区並びにさくらケーブルテレビ株式会社と基本協定書を締結した。来年3月に開かれる墨田区議会での承認を経て、同区保有分の株式の過半数が当社に譲渡される予定。またそれを受けて他の株主が保有する株式も買い取ることを検討しており、当社は議決権の過半数を取得して同社の経営に参画する予定である。
ジュピターテレコムでは、成長戦略の柱としてケーブルテレビ事業者への積極的な資本参加によって事業拡大を推進してきたが、今般その一環として、さくらケーブルテレビの発行済み株式のうち、墨田区の保有する普通株7,300株(議決権ベースで46.3%)の過半数と優先株600株(無議決権株式)を取得し、同社の筆頭株主となる。同社は東京都墨田区で事業展開しており、ホームパスは約105,000世帯。当社の現行のサービスエリアからは地理的に離れているが、人口密集地域であることや幹線の広帯域化が完了していることなどから、少ない追加投資で加入世帯の伸びが期待できるものと判断し、資本参加を決めたという。
株式取得後、当社の営業力、商品力を十分に活かし、お客様により一層喜んで頂けるサービスを提供することで、さくらケーブルテレビの現在の多チャンネル加入率約11%を、同社水準である25%程度まで伸ばせる余地があるものと見ている。また、現在さくらケーブルテレビでは提供していないプライマリーの電話サービスやVOD、先般発表した携帯電話サービスも順次導入し、ARPU 向上を目指す。
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