- 2005/10/21 掲載
NECと富士ゼロックスがグループウェアと複合機を連携
紙文書のスキャンからワークフロー、文書管理システムへの保管までを一元的に実行
NECのグループウェア「StarOffice21」と富士ゼロックスの複合機「ApeosPort(アペオスポート)」の連携機能を共同で開発し、両製品を組み合わせた以下の特長を有する文書管理ソリューションを提供する。
1. 紙文書のスキャンから文書管理システムへの保管までを一元的に実行可能
見積書や請求書など紙文書のスキャンから電子化、文書内容の承認を行なうワークフローの起動、業務システムへのデータ入力、承認済み文書の文書管理システムへの保管(注1)までを一元的に実行することができる。

従来は、紙文書のスキャン後に別途パソコン上でワークフローや文書管理システムへの保管などの操作を行なう必要があったが、こうした作業が不要となり、業務効率化を実現することができる。また、紙文書の電子化により、文書の保管・輸送コスト削減や、アクセス権を設定した文書保管も実現することができる。
2. 複合機の操作パネルから文書管理システムに保管した文書の印刷指示が可能
複合機の操作パネルから文書管理システムのユーザ名・パスワードを入力することで、文書管理システムに保管した電子文書を印刷することができる。これにより、適切なアクセス権限を有する者が複合機上で印刷を指示するとともに、その場で印刷した該当文書を受け取ることが可能であり、プリンタへの印刷物の置き忘れによる情報漏えいを防止することができる。
今回提供する文書管理ソリューションの価格(税別)は1300万円からで、本年12月1日から提供開始する。
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